クズ
一昨日の午後4時過ぎ。
「キーーーッ!ガシャン!! 」
家の前は国道への下りの一方通行。
その通りとクロスする広くはない道路も下りでスピードが出ます。
減速しない両者による交通事故が、家の前ではよくおきます。
外へ出てみると、普通車両の手前に自転車が転がっていました。
5分も歩かないところに、小学校があります。
公園もあります。
あわてて近づくと、男の子がうつぶせに倒れていました。
見た目の外傷はひどくはなく、顔色、意識とも良好。
呼吸もひどくは乱れてはいませんでした。
鼻血が出ていて、額の右側に軽い打撲のようなあとがあるので、
頭部を打っている可能性はありましたが、
頭痛、嘔気、めまいはなし。
たとえ、頭部内の損傷があっても、ここでは何もできない。
今は、とにかく動かさないようにするだけ。
男の子の意識が清明で、受け答えもしっかりしているので
電話番号を聞いて、家の人に急遽きてもらうべく電話しました。
接触した車両の後続のドライバーがティッシュで顔の血をふき取ってくれましたが、
まもなく鼻出血もおさまりました。
多分、それほどのダメージではなさそう。
おそらく、車の左側に接触して、本人が飛ばされたという感じ。
もう、数十センチ、向こうに跳ね飛ばされていたら
河川沿いに(ここは川に沿ったとおりなのです)設置しているガードレールにぶつかって
もっとひどい怪我になっていたでしょう。
不安なのか、動こうとする男の子。
こういうときには動いてはいけないと押しとどめて話を聞くと、小学3年生。
寄寓にも後続のドライバーのお子さんとは同学年だったそうです。
接触車両のドライバーが119に電話をしてくれていたので、
すぐに救急車もきました。
道をふさぐ形になっていたので、道には数台の車両が停車していましたが、
それをよけるように一台の黒い車。
中から、どう好意的に見ても<おれはチンピラ>という印象を免れない風情の
男の人がものいいたげに出てきました。
一緒に子どもを世話してくれていた後続のドライバーについ
「何あれ!失礼ね!(怒)」
といってしまいました。
そのドライバーも同じような気持ちだったらしく
「え~、なんなのぉ!!(怒)」
でも、事故車のドライバーも刺青があったので
もしかして、お仲間を読んで、助けてもらおうとしているのかな?とも思いかえしました。
あまりにもつかつかとドライバーのほうに向かっていくチンピラ?さん。
そこに救急車到着!
たじろぐチンピラさん。
やっぱり仲間じゃなかったんだ。
救急車がこなければ、事故車のドライバー、多分殴られていたでしょう。
チンピラ風の男の人は事故車両のドライバーを遠方に連れて行って何事か話して、
救急車に子供が搬送されたことで空いた道路わきをエンジンをふかして通過していきました。
私はとても腹が立ちました。
人の命がかかっていて、
すくなくとも日常とは違う事態が彼らに起きているのに
その彼らを助けようとしないで、痛めつけようと?したそのことに
腹が立ちました。
ご自分ではかっこいいつもりでしょうが
私たちの目からみれば人間としてはクズの行動。
あのチンピラな人へ・・・
情けは人のためならず。
あなたが未来に事故を起こす時、あなたがしたことが何だったのかわかるでしょう。
もしそうなら幸せです。
最もつらいカルマの清算の形は
自分を振り返る暇もなく、似たようなことで命を落すこと。
この世での清算ができないままにあの世に行くことが
あなたという魂にとっては最も大きな痛手になります。
利息が膨らまないうちに、気がついてほしいものです。
こういう清算は時間の流れの中で、自然が相応の形で過不足なく行うものだからです。
マコロンさん、こんばんは。
少し状況は違うのですが
似たような事が10代の終わり頃にありました。
違っていたのは、そういう感じが悪い、人の事を考えない人が
私の隣に居た人だったという事でした(滝汗)
2台前の車が事故を起こして、車が止まり、後ろは詰まっていましたが
事故なのは、分かったので、大概の人は大丈夫かな?とか
進まなくても仕方ないと思っていたと思うのです。
でも・・・私の横で運転していた人は『早くどけよ』と言いました。
その瞬間 (この人とは)無理だと思いました。
事故なのだから、そんな事普通言わないと言ったのですが
自分が、そういう事を思った事も、そういう言葉を発した事も
恥ずかしいとも思っていない感じでした・・・
おはようございます、rihumiさん。
遅レス、スミマセン。
自分しか、眼中にない人は全体から切り離された人だと感じます。
普通はあまりよく感じられないけれど、
人間って、集団的な動物なのですよねぇ。
アリとか、蜂のように・・・。
だから、個であり続けては、生きられないのだろうと思うし、
本能的にそれがわかるから
~団だの~族だのと、個からなる集団を作らざるを得ないのかなと
思ったりします。
目の前におきてくる出来事って、何種類かあると思っています。
遠い過去の因果であったり、
自分で選んだことであったり、
宿命からの試練であったり。
そのどれであろうが、やがて結果は返ってくるものだと
ホームスクールの時、否応なく感じさせられました。
人を不当に苦しませれば、相応の不幸が返っていくし、
不当に苦しんだものならば、相応の幸福が補填される。
自分でも、おかしなことを言っていると思うのですが、
あそこを通過してきたからは、
人の肌には感じられない因果の流れのようなものが
現実のものとして感じられてしまいます。