情報をめぐって

ちょくちょく感じてきました。

この数年、ネット上の情報の質も相対的に悪化している…。

 

<相対的>というのは

サイト数は非常にという形容以上に増えました。

が同時に劣化した情報、質の悪い情報を流すサイトの割合が

以前に比べてより多くなったのではないかと感じるからです。

 

でも、自分は正しい情報を持っていると信じて疑わないので

そのまま、劣化した情報を流し続ける・・・。

 

ネット上でも、実際の生活でも、

何を取捨選択するかは、最後は自分の責任ですが、

何も知らないで、わらにもすがりたい気持ちの状態の

発達障害児の親は何でも信じてしまうでしょう。

 

せめて身近なところではと思って、周囲に新しく、正しい情報を流そうと努力しても

情報を刷新する気のない人たちの前には無駄な努力だと思い知らされてきました。

やっても<口は災いのもと>になるだけ。

ですが、その状態で得をするのは情報を刷新する人たちなので、ライバル?もへって

それは相応の出来事なのですが。

 

前にも書きました。

…以前、親の会の企画ごとを発案し、弁護士さんをお呼びしたのですが

その時、講演の席で、高機能の親はどのくらいいるのと聞かれたました。

手を上げたのは司会をしていた私だけ。

 

私をじっと見てうなづいてその先生はこう話されました。

 

「高機能の親はよく勉強する。

知的の親はホントに勉強しない。」

 

だからこその企画でした。

その先生は理解してくださったのでしょうが、

私が期待した状態のものは、

あの時よりもさらにレベルダウンしました。

 

マロンと自分の時間や情報刷新のために多少の投資もしてきました。

これからは情報はここで出して行きたいと思っています。

 

縁と気持ちのある人となら、小さなネットワークであっても

きっとよい情報交換ができるのではないかという希望をまだ捨てていないからです。

3 Responses to “情報をめぐって”

  1. rihumi より:

    マコロンさん、こんにちは。
    私は我が子について、色々考える時間は
    それなりに多いのですが、障害について勉強する事は
    ほとんどありません(滝汗)
    どうしても、変な表現ですが興味がそれほど続かないと言うか・・・
    当事者の方でも、障害に関する知識的な事をかなり勉強している人が
    多いのは知ってはいるのですが
    なぜか、私はそうなりません(゚ー゚;Aアセアセ
    たぶん、本を読んだり、ネットで読んだりしても
    その言葉と自分が自分自身や我が子の事で感じた事を
    照らし合わせて、これが この文章の部分だからこうなのだなぁと
    思う(分かる)事があまり無いからなのかもです(滝汗)
    ブログで自分自身のWISC-R検査の結果について非公開記事で書いた時も、書き始めたはいいけれど、色々見てみても、恥ずかしながら
    何だか全然分からなくて、
    分からない、繋がらない、頭の中でとっ散らかるというのが
    あるようです(゚ー゚;Aアセアセ
    ネット上で、ブログにしても、HPにしても情報がどんどん多くなっているような感じはしますよね。
    情報が少ないのも困ると思うのですが
    多すぎて雑多な感じでも混乱する感じがあるなぁと思ったりします。
    それに・・正直胸焼けしそうな所も個人的には多々あります(滝汗)
    口は災いの元になる感じ
    何となくですが分かるような気がします。
    通じないと踏んだ人には、言わないほうが良い思考に
    私はなりがちです。
    でも、実際言わないほうがいい、通じないと感じた人は
    実際思い切って言ってみても通じなかったり、
    いわなきゃ良かった・・って
    思う事が多かったりもします。
    「どうせ、言っても・・・」という思考というよりも
    何となく、通じないのをどこかで分かって(感じて)いて
    だから言うことに意味が見出せないというか・・・
    集団(何らかのそれなりの人数の会)では、何らかの目的を持って
    動くというより、会を盛り上げる、存続させる事に
    何となく重きを置くように自然になってしまうのでしょうか・・・
    目的と手段が入れ替わるみたいに・・・
    障害児・者関連の会に限らず何となく、この事はあるような気がします。
    活動が目的みたいな・・上手くいえないけれど
    それは、環境活動でも、労組活動でも、様々なところであるような気がします。
    最初は、そうじゃない人も居るのかもしれないけれど
    だんだんズレテいくのかなぁとか思う事があります。
    私は、物を知らないけれど
    それでも、何となく違うのじゃないかなぁと色々周囲を見ていて感じる事は多々あります。
    障害児という事を考えないで、子供を育てるという事
    単純にそれだけで見ても違うのじゃないかと思う事があって
    実際はそこに線引きは無くて、たぶん障害児育てというより
    子育ては子育てだから(障害が無い子でも一人一人違うから)
    上手く書けなくて何とももどかしいのですが
    基本は、この社会の中に子供を出す上で
    どう、育てていくかとか、また、社会という視点だけじゃなくて
    人として、子供をどう育てるかと言う風な感じがします。

  2. マコロン より:

    rihumiさん、こんにちは~♪
    >何らかの目的を持って
    動くというより、会を盛り上げる、存続させる事に
    何となく重きを置くように自然になってしまうのでしょうか・・・
    うん、うん、そうなのですよね~。
    自閉症関係も、知的関係も
    親中心の運営になりますよね、必然的に。
    そうすると、なおさら、こんなことがおきると思います。
    子供が生きるために・・・からどんどん遠ざかっていくのが
    とても強く感じられてきていて、
    結局、一つは一時、退会することにしました。
    予算案があまりにずさんだったからです。
    そして、その前、ある事件が起きましたが
    (会計による会費の横領です)
    会員への説明、報告の責任を果たしてこなかったからです。
    そのことが起きてから、一年間、見てきました。
    でも、きちんとした形の事後報告はありませんでした。
    中へ入っていくのがはばかられる部分もありますので
    (力関係がはっきりしていたり、お金が力に影響するかのような部分も聞いているので)
    無責任ですが、一端、撤退です。
    で、続きます。

  3. マコロン より:

    続きです。
    さて、<情報>ですが
    >それに・・正直胸焼けしそうな所も個人的には多々あります(滝汗)
    よくわかる気がするのです。
    そして、私も気をつけないといけないとも思うのです。
    あくまで、情報は冷静に、合理的に表現していくことが大事だと思います。
    ですから、ブログ以外のサイトのコンテンツでは、
    そのように発信していくことを心がけています。
    が、不登校関係ネタは危ないので、まだ更新にいたらずじまいです。
    また、健常の世界のスケール(計りという意味での)が
    本当に発達障害の世界を表現することに近づけるかというと
    私はグレーだと思っています。
    近づけるところもあれば、どうしても開きがでてしまうところもあると思うんですね。
    だから、WISCもビネーも、その他の心理テスト(描画やコラージュ、投影法なども含めて)は情報のかけらであると思っています。
    ある物体に<この角度で光を当てたら、こんな影が出た>という感じの・・・。
    あとはもう、<人としての理解>をもってするものだし、
    それ以上のことは一般の人としては無理だとも思います。
    <登校できない事件>以降思うんですよ。
    私しか知らない時間や苦しみ
    もしくは、神だけが知る私の時間や苦しみ。
    そういうものがあるように、人それぞれに
    その人、もしくは神だけが知るものがあります。
    そこへの思いをもって、人に接することができたなら
    私はもっと<相手を理解する>に近づけるだろう。
    そうできると、情報の出し方も変わってくるだろうなと思います。
    とても、恣意的で、独りよがりな情報もどきが
    あちらこちらで目に付くのです。
    結局、それは目立とう根性とか、見栄とか、よくない部類のわが子(身)かわいさとか、ウケ狙い、またはいい加減さが底辺にある気がします。
    人を惑わし、傷つけ、時に不利益をこうむるようなそうしたもの。
    近々、わかりやすいもので、具体的な事例も挙げてみますね。

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