宮古
私の実家では北海道弁とは違う言葉もちらほら聞かれます。
とりわけ群を抜いていたのは<までい>。
周りの子たちは使わない。
いったい、どこの言葉?と小さいころから思っていました。
今回の震災で東北の言葉だったことを知りました。
私の母はわけあって先述の曾祖母に育てられました。
母がしゃべる言葉にはきっと他にも東北の言葉が混じってるのでしょう。
「もう行き来はなくなっているけど、宮古には親戚がたくさんいるの。」
と母が話していたことがありました。
母から曾祖母の話をホントに毎日聞かされていた私には
宮古は心の距離が近い土地。
病気で倒れた曾祖母は、結局、お里帰りもせずに亡くなり、
母も両足も不自由な上にあちこちに病気を抱えています。
私が数日、家を空けても大丈夫になったら
曾祖母の写真を持って、きっと行こうと思っていた土地でした。
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