しゃべったのは

興味のなかった中学校だったので、自分が見学に行くまでは全然知らなかったのでした。

その中学校が私の大好きな山の登山口へ行く途中にあること。

家からその山に行くときには、山の中の短絡路を使うのでその中学校を見かけることもなかったし。

 

S市には市民に親しまれている<soranumadake>という山があります。

娘が生まれる前、職場の人に紹介してもらってから、この山にすっかりはまり、

一人で登ったりもしてきました。

息子の不登校中も登った(表ブログにも載せた)あの山は、

携帯の電波もほとんど届かないところです。

 

水が豊富なせいか、

ピカピカしていて、フワフワ感のある、驚くようなきれいなコケ(ヒカリゴケ)があって、

頂上までは2つの大きな沼。

そう高くもないような頂上からは、S市、羊蹄山、恵庭岳、支笏湖、

(当時は)縦走できる<sapporodake>を見渡せるすばらしい景色が待っていました。

なので、<soranumadake>の近くに住みたいなぁとふと思わさったこともありました。

 

息子の不登校中、この山に登って、ほかの登山者に偶然聞いたのが

今、私の住んでいるところは、<soranumadake>の裾野に当たること。

わざわざ登山口まで来なくても

家のもう少し西側の川から、沢伝いに<soranumadake>に登れるのでした。

(もちろん、水を浴びて、ずぶぬれの沢のぼりになりますが)

私たちの住むところは小さな川が何本もあるのですが、

この水は私が本当に大好きな<soranumadake>から流れていたのでした。

希望がかなっていたことに何年も気がつかない私はアホですぅ(TT)

 

でも実は以前に似たようなことを教えられてはいたのです。

ウソのような話だからどうにも信じられずにいたのでした。

 

「あなたの住むこのエリアは私が守護している。安心しなさい。

この川も私から流れている。そして、この川より東は私の守護域ではない。」

(私の家は少し大き目の道路に面してますが、そのすぐ隣を川が流れています。

マコロン家はこの川にかかる橋の西側のたもとにあります。)

そういったのは<soranumadake>でした。

 

(私の住むすぐ上は<yakiyama>(別名<houeizan>)です。

だからsoranumaの守護域とか、裾野とか思ったこともなかった。)

その声は頭の中に、すごい大きな声で聞こえてきてたのですが、

何はどうであれ、山がしゃべる!?

個人的には<はぁあああああ???>なことでした。

 

大体が、私は子どもの頃から基本的に山が大嫌い。

(3~4歳の頃、父親に暑い日に何度か無理やり登らされたトラウマ?)

よくわからないけど、私もとうとうおかしくなったのかと思ったのでした。

 

それが実は<soranumadake>の裾野近くらしい?

あれは本当だったんだ・・・。

ショックで一番目の沼、<bankeinuma>をみながら20分ほど、ぼ~~っとしてました。

 

<soranumadake>への登山口へ向かうバスの路線があるのですが

息子がこれから通うtokiwa中学はその途中にあります。

 

2 Responses to “しゃべったのは”

  1. rihumi より:

    その山によほど縁があったのですねぇ
    知らず知らずのうちに裾野近辺に住んでいたなんて
    なぜか、惹かれる地って何となくありますよねぇ
    ご縁があるのかなぁ

  2. マコロン より:

    rihumiさん、難しい記事へのコメント、ありがとうございます♪(多謝)
    私もこの3月まで、この縁の全貌??は気がつきませんでした。
    でも、もっと深い縁ができているのかもしれません。
    考えてみれば、マロンの転校した小学校のすぐ向かい側はM山。
    歩いてスキー学習に行きます(笑)
    この山とも私、話したことがあり・・・。
    S市周辺の山々は、相互にコミュニケーションしてたりして・・・と思ってます。
    ・・・ほんとに私は変なヤツ~(TT)

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