人間のからだ
人間のからだって、実に上手くできていると思います。
合理的に動こうとか、かけている部分を補ってバランスを保とうとか
そんなことが自然に行われています。
足や股関節が悪ければ、時に骨盤が傾きます。
そうするとバランスを維持するために腰や背骨が曲がってきます。
手も同じ。
鉛筆の持ち方がヘンなのは、手がそこまで発達していなかったり
手を動かすための、体幹や肩、腕、手の筋肉や関節が育っていないから。
無理やりポジションだけ治して、仮に持つことができても
それを維持することはできません。
鉛筆のへんな持ち方は
準備の整っていないパーツを最大限に駆使している姿。
そう理解すれば、力だけ入れさせることが間違いだとわかります。
パーツやパーツを動かす、もっと基盤の部分を育てることができれば
100%に近い能力を持つ手になる可能性が開けます。
最近のコメント